ビジネス系

ビジネス系の職業

公認会計士になるには

企業の経営内容を監査し、指導・助言する専門家

公認会計士は、企業や団体などの経営が正しく運営されているかを、第三者の立場でチェックし指導する会計のスペシャリストです。上場企業や資本金5億円以上の大企業の決算書類は、公認会計士の監査証明を受けなければならず、それだけに社会的地位も高いといえます。 主な仕事は監査、会計、税務、経営コンサルティングの4つ。監査業務は、法律により公認会計士だけに認められた仕事で、企業の決算をチェックし意見書を作成します。また、企業の国際化や多様化、海外企業の参入につれて公認会計士の仕事も国際的なものになり、今や花形資格の1つとなっています。 公認会計士になるには公認会計士・監査審査会により実施される国家試験に合格する必要があります。合格への道のりとしては短答式試験、論文式試験を経て、2年以上監査法人、または公認会計士の業務を補助するか、企業等において一定の監査類似の業務に従事し、日本公認会計士協会が実施する「修了考査」を受験し、合格した者が公認会計士の登録を行うことができます。資格取得後は、監査法人や共同事務所などに勤務するほか、独立して個人事務所を開くことも可能です。 経済会社のドクターともいえる公認会計士は、公正な立場を貫くために職業上のモラルも厳しく、その社会的使命はますます重要なものになってきています。なお、公認会計士になると税理士としての資格が与えられます。

関連する資格

  • 公認会計士
  • 米国公認会計士(U.S.CPA)
  • JS日本の学校「資格カタログ」より