有名人スポーツワンポイント講座
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藤田 倭選手
藤田 倭選手
ソフトボール選手 太陽誘電女子ソフトボール部所属
女子ソフトボール日本代表
Profile
1990年12月18日生まれ。長崎県佐世保市出身。5歳からソフトボールを始め、佐世保市立崎辺中学校から佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校へ進み1年生で高校総体優勝、2年生からは国体でエースとして2連覇に貢献した。高校卒業後は太陽誘電に入社、ポジションは投手だが投打の二刀流選手として知られている。2012年には日本代表に初選出。その後、世界選手権やワールドカップ、アジア大会など世界の舞台で活躍し、数々の優勝を果たした。また最多勝利投手賞や最高殊勲選手賞、本塁打王に打点王など多くの賞も受賞。そして2018年は、日本代表として出場したアジア大会で日本の5連覇に大きく貢献。チームの日本リーグ優勝を目指して更なる活躍が期待されている。

※プロフィール等は2018年9月時点のものです。

藤田 倭選手の学生時代は・・・
高校時代、新たな環境でソフトボールの楽しさを実感できた
藤田 倭さん写真  子供の頃から、いつも兄の後について行って遊んでいましたね。その兄が地域のクラブチームでソフトボールをやっていたので、私も自然と始めるようになったのが5歳の時でした。当初は男の子ばかりで、ただ兄の後にくっついて遊んでいることが楽しかったんです(笑)。小学生になってからは一時、リトルリーグで野球をやっていたのですが、中学生になり、またソフトボールをやるようになりました。学校の女子ソフトボール部ですが、ほとんどが未経験者だったのでチームも決して強くはなかったです。でも中学卒業を前に佐賀女子短期大学附属佐賀女子高等学校から声をかけていただいたんです。いろんな条件も良く、先輩には優れた選手がたくさんいました。何よりソフトボール強豪校としても有名だったので、『この学校なら、楽しくてレベルの高いソフトボールができそう』と思えたので進学を決めました。
 長崎の親元を初めて離れ、佐賀県でソフトボール部監督の家に下宿させていただき新たな生活が始まりました。1年生の時は練習についていくのが一生懸命でしたが、親元から自立したい気持ちもあったので何事も新鮮だった気がします。また学校の先生や友達にも支えられて毎日が充実していましたね(笑)。特にソフトボールにおいては、初めて本当の楽しさを感じていました。中学時代は初心者が多かったこともあって、自分一人で何でも引っ張っていた思いがあったのですが、高校では思い切ったプレーもできるし仲間から教わることも助けてもらうことも多く、チーム感をすごく感じました。ソフトボールは、一人では何もできないチームスポーツなんだと改めて認識できた気がします。ソフトボールに対する意識がはっきりと変わったのが高校時代ですね。その結果、高校総体や国体での優勝を経験できたことが、更なるモチベーションになっていったと思います。

卒業後は実業団へ。そして日本代表として世界への挑戦が・・・
オリンピックに向け、アジアでは負けられない思いが強かった
藤田 倭さん写真  今から思うと高校時代は、特に注目されていた選手ではなかったと思います。実際、卒業後は保育士になりたいと思っていましたから(笑)。でも高校生になり初めてソフトボールの魅力に気づいたこと、そして高校2年生の時に今の太陽誘電の監督に声をかけていただいたことで気持ちが変わっていきました。実業団でプレーできる可能性も嬉しかったし、何より自分の未来に一番大好きなソフトボールが関わってくるって素敵なことだなと思うようになり入社を決めたんです。
 太陽誘電は選手それぞれの個性が強いチームで、自分の役割や個性を理解しているベテラン選手を中心にチームが一丸となっている力強いチームだと感じました。チームの中には日本代表選手も多く、監督と選手が考えるプレーをできるところが強みだと思います。それにチームみんな、仲がいいのもすごく気に入っています。
 そんな中、日本代表として挑んだ2018年の世界選手権とアジア大会は印象的でした。アジア大会はインドネシアのジャカルタで行われましたが、試合以外でも選手村などインドネシアのフレンドリーで暖かいお国柄をすごく感じました。特に今回は5連覇もかかっていたので、アジアでは負けられないという思いも強かったです。また今年は世界選手権の悔しさもあり、2年後のオリンピックに向けて負けられない試合でした。試合に挑む気持ちは、国内のリーグ戦でもアジア大会や世界選手権などの国際大会でも同じですが、日本代表という特別なものは常に感じています。例えば日本代表に残るために私たちは常に試されていると思っていますし、そこで結果を出せなければ次はないですから。如何にそこで結果を出せるか、負けられない戦いで、なおかつ自分自身の力をいつも以上に発揮できるを問われているのが日本代表なんです。なので日本代表という立場としての思いは特別かもしれません。

藤田 倭選手からのワンポイントアドバイス
まずはボールをつなぐキャッチボールから始めよう!
藤田 倭さん写真  私は子供の頃からソフトボールや野球をやってきて、本当に球技が好きだったんでしょうね。練習においても、その時にできること。今自分が上手くなりたいことを常に考えて頑張っていたと思います。練習も色々とありますが、特に初心者の人にアドバイスするなら、基本練習を大事にしてほしいということです。では基本とは・・・
(1)キャッチボール・・・ソフトボールはプレーの中でボールをつなぐことができれば、相手のアウトが取れるスポーツです。なのでボールをつなぐことは重要なこと。やはり基本中の基本であるキャッチボールができなければ始まりません。でも、ただ投げて受けるだけでなく、強さや角度など、実践を想定して練習してください。
(2)走る・・・ソフトボールは投げて打って走ってと、なかなかハードなスポーツです。特に、ただ距離を走るだけでなく、瞬発力のあるダッシュや敏速な走りも強い武器になります。そのためには練習の中でも走ることは大きなウエートを占めてきます。また走ることによって、体力をつけ下半身を鍛えることにもつながります。
(3)体づくり・・・中学や高校時代は、筋肉を作るとかは考えなくてもいいんじゃないでしょうか。それよりも、バランスの良い食事をしっかりととって、夏バテにも負けない強い体を造ることを大事にしてください。

 その他にもバッティング練習だったり、ピッチング練習だったり技術的な練習はどんどん増えていきますが、初心者の皆さんに一番大事にしてほしいのは、ソフトボールを楽しむことです。そしてソフトボールが好きじゃないと練習だって嫌ですよね。例えば『今日は上手に上投げができるようにしよう!』とか自分なりの目標を設定して練習に向かうことで、できたら楽しいという気持ちを大事にしてください。そんな小さな楽しみ、上達の積み重ねが技術力を身につける一番の方法だと思います。

藤田 倭選手からのメッセージ 「今しか感じられないこと、この一瞬を思いっきり楽しんで」
藤田 倭さん写真  チームとしては昨年、一昨年と準優勝まで来ていますが、あとひとつのゲームを勝てることが目標です。今年こそは優勝までつなげたいですね。まずは決勝トーナメントに入れることが大事ですね。私が引退するまでには、監督を胴上げしたいですから。
 そしてもうひとつは、2020年の東京オリンピックに向けて日本代表に残ることがまずは目標ですね。そのためにも私自身の技術面、体力面を更に強化できるように、いろんなことを目標に挙げてひとつずつクリアしていきたいと考えています。やはり日本代表としてオリンピックに臨みたい思いは、選手ならみんな同じだと思います。そして皆さんにも、ソフトボールを思い切り楽しんで応援してほしいですね。
 皆さんにも、高校時代にしか味わえない、感じられない何かがあると思います。それは勉強のストレスかもスポーツのプレッシャーかもしれませんが、その一瞬は二度とないかもしれないのでストレスもプレッシャーも思いっきり楽しんでください。そのためには努力したりきつい練習に耐えることも必要ですが、楽しむためのプロセスだと思ったら頑張れるんじゃないかな。自分が何をしたいから、何を頑張ればいいのかを考えながら、今という一瞬一瞬を無駄にしないように頑張ってみてください。



※プロフィール等は2018年9月時点のものです。

安藤 美佐子選手
安藤 美佐子選手(ソフトボール選手 シドニーオリンピック銀メダリスト)
自分を信じてやり遂げることが、必ず結果となってあらわれてきます。
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