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善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

最新のニュース
 

ハウス農家支えるアプリで受賞 遠隔操作で栽培管理

 

長野県 駒ヶ根工業高校 サイエンス同好会Wi-Fi農業ハウス班のみなさん

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地元伝統工芸品「きみがらスリッパ」の継承を手助け

 

青森県 三本木農業高校 植物科学科のみなさん

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観光アンケートのお礼に 「星の水引ストラップ」製作

 

長野県 阿智高校 地域政策コース観光エリアのみなさん

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自作の電光掲示板で、映画祭や市の行事をPR

 

北海道 北見工業高校 ものづくり研究部のみなさん

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学んだ技術で多彩な貢献活動 地域から感謝の声

 

長野県 長野工業高校 機械科3年生のみなさん

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自分たちで育てたコメ、世界を飛ぶ 全日空国際線の機内食に

 

青森県 五所川原農林高校 全生徒のみなさん

 

大提灯作りや火災予防啓発など「書」で地域貢献

 

長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさん

 

「守られる」から「守る」へ 地域住民と合同防災訓練

 

宮城県 築館高等学校 全生徒のみなさん

 

手作りクッキーの収益で台風被災者支援 募金活動も

 

京都府 福知山高校・附属中学校 家庭科部・生徒会のみなさん

 

伝統の食文化発信拠点に 「へぼミュージアム」を建設

 

岐阜県 恵那農業高校 HE(へ)BO(ぼ)倶楽部のみなさん

 

観光客をターゲット 猪鹿餃子を開発

 

静岡県 伊豆総合高校土肥分校 商業科3年生のみなさん

 

伊達政宗生誕450年 仙台城、政宗紹介の映像制作

 

宮城県 仙台工業高校 模型部のみなさん

 

被災地支援、継続こそ大切 文化祭で東北の現状を報告

 

東京都 明治学院東村山高校 有志ボランティア・チームのみなさん

 

被災地で栽培 宮城発祥のカボチャで身障者と菓子作り

 

宮城県 明成高校 調理科のみなさん

 

地元産テングサでクッキー開発 伝統の漁復活願い

 

静岡県 伊東商業高校 3年生のみなさん

長野県 駒ヶ根工業高校 サイエンス同好会Wi-Fi農業ハウス班のみなさん

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長野県 駒ヶ根工業高校 サイエンス同好会Wi-Fi農業ハウス班のみなさん1
長野県南部に位置する駒ケ根市は、果樹、野菜、花卉などのハウス農業の盛んな地域だ。しかし、中には自宅と農業用園芸ハウスが離れている農家があり、温度管理などに苦労しているという。その課題解決に立ち上がったのが、地元の長野県駒ケ根工業高校のサイエンス同好会Wi-Fi農業ハウス班の生徒たちだ。

メンバーは情報技術科3年生6人。農業用園芸ハウスのICT(情報通信技術)管理の実証実験に、茅野市にある大学などと共同で取り組んでおり、6人は、これら日頃の学びで習得した知識と技術を生かし、「新しい農業の形~携帯端末用遠隔栽培管理システム」と名付けたアプリケーションソフトを開発した。これは、携帯端末からハウス内の機器を制御するシステムで、農家が自宅から遠隔操作でハウス内の農産物を栽培管理できる。

同班は、昨年12月「“困った”を解決するアプリ」をテーマに行われた「信州未来アプリコンテスト0(ZERO)」に応募。農家を助ける画期的技術として高く評価され、特別賞の「Yahoo! JAPAN」賞を受賞した。

同校は一昨年の「VAIO」賞に続く受賞で、6人は「入賞できてうれしい」「農家の役に立てると思うとやりがいを感じる」と話し、これからも農家のためのシステム開発に挑戦したいと意欲を見せていた。
(2018年1月掲載)
長野県 駒ヶ根工業高校 サイエンス同好会Wi-Fi農業ハウス班のみなさん2長野県 駒ヶ根工業高校 サイエンス同好会Wi-Fi農業ハウス班のみなさん3
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青森県 三本木農業高校 植物科学科のみなさん

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青森県 三本木農業高校 植物科学科のみなさん1
青森県立三本木農業高校の生徒たちは、地元十和田市の伝統工芸品「きみがらスリッパ」の継承に力を入れている。

活動の中心は植物科学科の生徒たちで、2013年から十和田きみがらスリッパ生産組合と連携し、材料となる飼料用トウモロコシ「デントコーン」の栽培・研究活動に取り組んでいる。

連携5年目の昨年は、栽培面積を前年の1.7倍となる4640平方メートルに拡大し、5月に種まき、8月に除草、11月は実の収穫後、畑に散らばった茎や葉をまとめる作業を手伝った。組合によると、現在組合員は16名。進む高齢化で「若い人の力はとても助かる」と感謝する。

参加した生徒は、「学科の伝統なので後輩にしっかり引き継きたい」「スリッパを世界的に広めたい」と話す。また、同科生徒と手芸部の部員は、組合員の指導で「きみがらスリッパ」の実習体験を行っており、生徒たちは、伝統工芸品の継承に高校生が協力すれば、地域の活性化につながると力を込める。

同校の生活科学科も「十和田むらさき」を使って紫根染めをする十和田むらさき研究保存会と連携。生徒たちは、すでに紫根染めをした素材を使った商品の試作に取り組んでおり、今後もより付加価値の高い商品開発に挑戦する考えだ。

十和田きみがらスリッパ生産組合の役員は「若い人たちに少しでも作り方を覚えてもらい、伝統工芸品の技術を受け継ぐ後継者が一人でも増えてくれれば」と期待していた。
(2018年1月掲載)
青森県 三本木農業高校 植物科学科のみなさん2青森県 三本木農業高校 植物科学科のみなさん3青森県 三本木農業高校 植物科学科のみなさん4
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長野県 阿智高校 地域政策コース観光エリアのみなさん

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長野県 阿智高校 地域政策コース観光エリアのみなさん1
昨年11月17日、長野県阿智高校の地域政策コース観光エリアを選択する生徒たちが製作した378個の「星の水引ストラップ」を、阿智村の第三セクター「阿智☆昼神観光局」に手渡した。

ストラップは、同社が観光客を対象に、今年3月まで実施中のアンケート回答者への返礼品。当初、村内の昼神温泉郷などで売られている入浴剤や土産品を検討したが、和紙で作られ、色もきれいな地域の伝統工芸「水引」を利用できないかと、昨年9月、同校に製作を依頼した。

5人の3年生がデザインを担当。2006年に環境省が阿智村を「日本一星空の観測に適した場所」に認定して以来、同村が「日本一の星空」をPRしていることから「星の水引ストラップ」を作ることにした。

観光エリアの2、3年生29人が、担当教員に教えてもらいながら伝統的な「あわじ結び」を活かして、ビーズを織り込んだり、様々な色の水引を使って星や花桃をイメージするなど、阿智村の魅力をかわいらしく表現したストラップを約1ヶ月で仕上げた。

ストラップを受け取った同社は、生徒たちに感謝状を贈呈。今回の取り組みで地元の伝統工芸の良さを知ってもらった。今後も観光を通じた地域づくりや村の魅力発信を一緒にできればと期待する。生徒たちは「細かな作業の連続で苦労したが、もらった人が笑顔になってくれたらうれしい」と話していた。
(2018年1月掲載)
長野県 阿智高校 地域政策コース観光エリアのみなさん2
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北海道 北見工業高校 ものづくり研究部のみなさん

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北海道 北見工業高校 ものづくり研究部のみなさん1
昨年11月、北海道北見市で開催された「アジア国際子ども映画祭」をPRする電光掲示板を、北海道北見工業高校ものづくり研究部の部員たちが製作した。

同映画祭は、世界の子どもたちが自ら制作した3分間の映像作品のコンテストで、2015年から本選大会が北見市で開催されてきた。北見工業高校は今回の当番校だったが、期末試験と重なりやむなく辞退。そこで、ものづくり研究部が「少しでも役に立ちたい」と協力を申し出、同映画祭の事務所がある国道39号沿いのビルの1階の窓に、電光掲示板を設置することになった。

部員たちが取り付けたのは、一昨年に卒業した先輩たちが製作し、同校の窓に設置した電光掲示板で、その設計図も参考にした。

10月から作業をスタート。LED電球を等間隔に配置した長さ1メートルのアルミサッシを28本つなげたのち、電球とマイクロコンピューターを接続。映画祭の名称と開催日などを紹介する文章を表示するプログラムを組んだ。取り付ける窓がすりガラスのため、部員たちは国道側からはっきり見えるよう試行錯誤を重ね、約1ヶ月かけて縦1メートル、横4メートルの電光掲示板を完成させた。

同部の今回の活動は、習得した技術を提供する「テクノボランティア」の一環で「自分たちが作ったものをたくさんの人に見てもらえて嬉しい」という部員たちは、今後も電光掲示板の技術を、市の行事のPRなどにも活かしていきたいと話していた。
(2018年1月掲載)
北海道 北見工業高校 ものづくり研究部のみなさん2
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長野県 長野工業高校 機械科3年生のみなさん

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長野県 長野工業高校 機械科3年生のみなさん1
長野県長野工業高校機械科の生徒たちは、学んだ知識や技術を地域に役立てる「長光プロジェクト」を推進している。2017年は9人の生徒が参加し、多彩な活動を展開した。

12月21日には生徒代表が長野市社会福祉協議会を訪問。車いす1台を贈った。生徒が長野市などの福祉施設から壊れた車いす約30台を回収し、修理・再生した1台で、市社協では「大切に使わせていただく」と生徒たちの思いやりに感謝した。

生徒たちは近く6~7台の修理を終え、東御市の福祉施設に寄贈する他、世界で車いすを必要とする地域に贈る奉仕団体「空飛ぶ車いす」に委託する予定だ。

同じ21日には生徒6人が長野市中御所の荒木交差点付近に立ち、交通安全のメッセージとお守りの絵を描いたポケットティシュを、歩行者や自転車通行の人に配布した。生徒たちは、ペダル付きオートバイ「モペット」を制作した際、スピードが出て便利だが危ない面もあるとし、生産者の立場で交通安全を呼び掛けた。

11月には長野県盲学校の食堂南側に、生徒自作のソーラーパネルとLEDライトを取り付けた。食堂前は寮生や職員の避難場所。12月11日の贈呈式では盲学校の生徒が「夜間は周りが暗くて危険だった」「明るくなって安心」と感謝の太鼓演奏を披露した。

こうした「長光プロジェクト」の活動に、地域からは「末永く続けてほしい」との声が寄せられており、生徒たちは「後輩に引き継いでいきたい」と話している。
(2018年1月掲載)
長野県 長野工業高校 機械科3年生のみなさん2長野県 長野工業高校 機械科3年生のみなさん3長野県 長野工業高校 機械科3年生のみなさん4
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青森県 五所川原農林高校 全生徒のみなさん

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青森県 五所川原農林高校 全生徒のみなさん1
青森県立五所川原農林高校の生徒たちが生産したコメ「つがるロマン」が、全日空(ANA)成田・羽田発国際線のファーストクラスの機内食に採用され、11月同校で記念イベント「五農米 世界を飛ぶ」が開かれた。

同校では、農産物管理の国際規格「グローバルGAP」の取得に取り組んでおり、一昨年は「リンゴ」で、昨年は「コメ」で取得。さらに、生徒自身が書類手続きなどを行い、認証審査を公開で実施するなど、人材育成にも貢献したことなどが評価され、G.A.P.AWARDS2016を受賞している。

高校生が作った農産物がANAの機内食に使用されるのは初めてという。きっかけは東京のコメ総合メーカーの東洋ライスが同校の取り組みを知り、訪問。五農米に関心を持ち、ANAに紹介したところ、透明性のある食の供給体制構築を目指す同社の方針と合致し、採用が決まった。期間は2017年12月から3ヶ月間。

記念イベントでは、学校長が「みんなの手によって育てられた五農米が世界のひのき舞台に立つことができた。このことに自信と誇りを持ってほしい」と挨拶。続いて生徒代表が「雲の上で食べる五農米は、天にも昇るようなおいしさになるはず」と喜びを語り、ANAの代表に稲穂の束を手渡した。

生徒たちは「世界に通用する農作物を作ろうと一生懸命育てた。たくさんの人に食べてほしい」と笑顔に。

なお、ANAでは乗客に五農米を提供する際、同校の取り組みをメニューに記して紹介しており、乗客からもご飯がおいしいと好評だ。
(2017年12月掲載)
青森県 五所川原農林高校 全生徒のみなさん2
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長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさん

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長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさん1
日本一長い校歌で知られる長野県諏訪清陵高校。1895年の創設以来、同校の生徒は地域との交流を深めてきた。書道部もその伝統を受け継ぎ、様々な地域貢献活動を展開してきた。

今年度の活動として、6月には4人の部員が、諏訪市大手町の並木通りに飾る大提灯(高さ3.2メートル、直径1.8メートル)作りの手伝いと、墨絵と文字を書き入れた。

部員たちは「並木通り大提灯保存会」の会員の指導を受けながら、大提灯の骨組みに和紙の貼付け作業を進めた。続いて大提灯に龍の絵を描き、4人が「保存会の皆さんが元気に提灯を作っているところを見て選んだ」という「意気軒昂」の4文字を一人一文字ずつ書き入れた。

部員たちの心を込めたパフォーマンスで仕上がった大提灯に、保存会の会員は「並木通りの大提灯に若い力と風が吹き込まれた。諏訪全体の盛り上がりに少しでも貢献できれば」と話していた。

11月には9人の部員が、秋の火災予防運動を前に諏訪消防署前で書道パフォーマンスを行った。消防署の依頼に応えたもので、部員たちは音楽に合わせて、大型懸垂幕(縦8メートル、横2メートル)に「火の用心」、大型看板(縦3メートル、横5メートル)には火を鎮火させる意味の「火乃要鎮」と、英語で「Make Sure Again」(もう一度確認して)とダイナミックな筆遣いで書き入れた。

消防署員は「力強い字、パフォーマンスだった。多くの人に見てもらい、火災予防啓発につながれば」と期待していた。
(2017年12月掲載)
長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさん2長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさん3長野県 諏訪清陵高校 書道部のみなさん4
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宮城県 築館高等学校 全生徒のみなさん

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宮城県 築館高等学校 全生徒のみなさん1
東日本大震災で震度7の揺れに襲われ、甚大な被害を受けた宮城県栗原市築館にある県立築館高校。今年5月の大規模山林火災でも住民の避難所となった同校の生徒が、11月、近隣住民と「守られる」から「守る」を合言葉に合同防災訓練を実施。消防署員、市の危機対策課と社会福祉協議会の職員に、地域住民33人が参加した。

今回の訓練では、学年ごとに訓練テーマを決め、けが人の救助や避難所設営など主体的な災害対応を学んだ。

1年生は、消防署員に教えてもらいながら、煙中歩行訓練と緊急時の担架作り、負傷者の命を守るAED操作方法、三角巾を使った応急手当などを実際に体験。2年生は、社会福祉協議会の職員の指導で災害時の調理体験としてビニール袋を使った炊飯と、防災に関するクイズを行った。3年生は、危機対策課の職員のアドバイスを受けながら避難所の設営訓練を行い、段ボールで被災者のプライバシーを守るパーテーションや簡易ベッド、簡易トイレを作成。災害時に役立つ知識を身につけた。

参加した住民は「若い人がいてくれると心強い」「学校は地域の核。今後も連携の在り方を考え、より強固で質の高い防災体制を築いていければ」と期待する。

「災害時は誰でも不安。地域の人と防災意識を高め合うのは大事だと改めて感じた」と話す生徒たちは、訓練後、婦人会が用意した豚汁を味わいながら、住民との交流を深めていた。

(2017年12月掲載)
宮城県 築館高等学校 全生徒のみなさん2宮城県 築館高等学校 全生徒のみなさん3
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京都府 福知山高校・附属中学校 家庭科部・生徒会のみなさん

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京都府 福知山高校・附属中学校 家庭科部・生徒会のみなさん1
今年10月の台風21号による河川の氾濫や強風で、京都でも福知山市や舞鶴市、綾部市などで多大な被害があった。京都府立福知山高校と附属中学校では、生徒会が10月31日から11月2日まで募金活動を実施。8日には、中高の家庭科部の部員たちが、被災した人たちのために「部活動の特色を生かして、少しでも支援できることを」と、手作りしたクッキー195袋分を焼き上げ、1袋50円で販売し、収益を義援金にすることとした。

クッキーは、文化祭や福知山のスイーツフェスティバルに出品し、「おいしい」と好評を得たもので、今回はプレーンとココアの2種類を用意。部員たちは校内放送で生徒や教職員に協力を呼び掛け、昼休みに校内で販売したところ、時間内にすべて売り切れた。これまでも生徒会を中心に、東日本大震災や一昨年の関東・東北豪雨、昨年の熊本地震などで、被災者支援のための募金活動など様々なボランティア活動を実施しており、今回も大勢の生徒たちが列をなしてクッキーを購入していた。

家庭科部の部員たちは「自分たちの部活動で、被災した人たちの役に立つことができてうれしい。やってよかった」と話し、生徒たちの協力に感謝していた。

生徒会の募金活動で集まったお金とクッキーの売り上げを合わせた義援金は、12月20日、福知山市役所に届けられた。
(2017年12月掲載)

岐阜県 恵那農業高校 HE(へ)BO(ぼ)倶楽部のみなさん

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岐阜県 恵那農業高校 HE(へ)BO(ぼ)倶楽部のみなさん1
岐阜県立恵那農業高校の園芸科学科の生徒たちは、2015年、恵那市串原地区の「へぼ(クロスズメバチ)」が、同県東濃地方の伝統的食で中山間地の貴重なタンパク源だったことなどを学んだことをきっかけに、翌年「HEBO倶楽部」を設立。へぼを利用した地域おこしを推進する「へぼプロジェクト」を立ち上げた。

部員たちは、「串原へぼ愛好会」の会員らの協力を得ながら、へぼの巣の堀出しから飼育、収穫、調理までを実践。これらの体験から「へぼ」を切り口にした地域活性化案を、高校生の地域活性化策コンテスト「田舎力甲子園」(福知山公立大学主催)で発表し、最優秀賞を獲得。恵那市長に受賞報告した際、生徒が、へぼ愛好家の聖地串原に、観光とへぼ文化の拠点「へぼミュージアム」の設置を提案した。

そして今年10月、部員たちと串原へぼ愛好会の会員らが協力し、市串原振興事務所横に広さ約20平方メートル、校倉造りの「へぼミュージアム」を建設。11月の「くしはらヘボまつり」で披露された館内には、へぼ文化の説明や巣箱など約100点の展示物の他、へぼ飯やへぼ入り五平餅などの伝統の食文化も紹介している。

部員たちは「へぼ文化の発信拠点を地域のみなさんとつくれたことがうれしい」と笑顔に。生徒たちを指導した教諭は「巣の設置など展示内容を充実させていく。木造なので徐々に増築できれば」と今後の発展を期待していた。
(2017年11月掲載)
岐阜県 恵那農業高校 HE(へ)BO(ぼ)倶楽部のみなさん2岐阜県 恵那農業高校 HE(へ)BO(ぼ)倶楽部のみなさん3岐阜県 恵那農業高校 HE(へ)BO(ぼ)倶楽部のみなさん4
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静岡県 伊豆総合高校土肥分校 商業科3年生のみなさん

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静岡県 伊豆総合高校土肥分校 商業科3年生のみなさん1
静岡県立伊豆総合高校土肥分校の商業科では、地元の特産品や食材を使った新商品を創出し、地域活性化につなげる「商品開発」授業を設けている。そのひとつが3年生9人で開発した水餃子「猪鹿餃子(いのしかぎょうざ)」だ。

自然に恵まれた伊豆市ではシカやイノシシが多く棲息しており、農作物等の鳥獣被害に悩まされている。生徒たちは、シカ肉やイノシシ肉などを使って、近江商人の心得である「三方良し」と地域活性化を同時に実現できないかと考えた。

栄養価が高く、おいしい食肉(ジビエ)として人気も高まっているシカ肉やイノシシ肉に付加価値を持たせることで、売り手と買い手の満足度を高め、鳥獣の駆除に世間が理解を示せば、「三方良し」の実現となる。また、最近増加する外国人観光客を消費者として取り込むことができれば、地域活性化にもつながる。

授業では中国人観光客を主なターゲットに絞り、水餃子の開発に取り組むことにした。イノシシとシカの肉の配分や皮の厚さなどに苦労したという生徒たち。中国人の舌に合うよう味付けにもこだわり、ネギニラとニンニク、ショウガのほか、肉を軟らかくする成分を持つマイタケを使うなど試行錯誤を重ね、教職員の意見を参考に水餃子を完成させた。

「猪鹿餃子」と名付けられた新商品は、10月、静岡県内の実学系公立高校の生徒が集う「ふじのくに実学チャレンジフェスタ」で披露され、用意した150食を完売。11月の同分校文化祭でも大盛況のうちに完売した。その後、テレビ会議を通じて修善寺にある本校の生徒にラジオ番組での広報を要請し、修善寺駅西口広場で開催された『い~ずらフェスタ』にも2校の生徒で出店。多くの来場者から「おいしい」と高評価だった。

先日は、商業科3年生が主体となって普通科の後輩にも商品開発を指導した。生徒たちは今後も改良を加え、地元企業と協力して商品化を目指したいと話している。さらに、焼き餃子や揚げ餃子も試して地元産ジビエ料理の魅力を高め、伊豆市を訪れる外国人観光客を増やしたいと意欲的である。
(2017年11月掲載)
静岡県 伊豆総合高校土肥分校 商業科3年生のみなさん2
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宮城県 仙台工業高校 模型部のみなさん

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宮城県 仙台工業高校 模型部のみなさん1
仙台藩初代藩主伊達政宗の生誕450年を記念し、今秋、仙台市博物館で特別展「伊達政宗-生誕450周年記念」が開催された。これに合わせて、仙台市立仙台工業高校の模型部が、政宗が築城した仙台城(青葉城)の成り立ちや、政宗の人物像を紹介する動画を制作。同展開催中、博物館ロビーで繰り返し上映された。

模型部の部員たちは、4月から活動をスタート。市博物館で仙台城下の模型や政宗が身につけた具足などを見学。作品に取り上げることにした。さらに博物館の学芸員や研究者を取材。本丸が、東側が広瀬川を臨む断崖、西側を「御裏林」と呼ばれる山林、南側を竜ノ口渓谷が囲む天険の要害をたくみに利用した山城だったことを、正確にわかりやすく説明するため、同部が得意とするコマ撮りアニメで表現した。

約20分の作品で、隻眼で眼帯の印象が強い政宗だが、肖像画ではなぜ両目が描かれているのか。それは「政宗の遺言だった」などの逸話も盛り込み、観た人に興味をもってもらえるよう工夫を重ね、9月末に完成した。

来場者からは「博物館中庭にある政宗の胸像が、戦時中に供出されて戦後戻ってきた初代騎馬像の一部だったことを、この動画で初めて知った」など好評で、部員たちは、政宗生誕450年を広く紹介したいと自分たちにできることを考えた。取材や撮影を通して、政宗や仙台の歴史について様々なことを学んだ、と、充実の表情で話していた。
(2017年11月掲載)
宮城県 仙台工業高校 模型部のみなさん2
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東京都 明治学院東村山高校 有志ボランティア・チームのみなさん

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東京都 明治学院東村山高校 有志ボランティア・チームのみなさん1
東日本大震災の2ヶ月後、自分たちにできる支援活動を、と明治学院東村山高校の生徒たちが、教職員、卒業生と共に有志のボランティア・チームを結成。第1陣が宮城県石巻市を訪問し、津波に襲われたアパートの家具の片付けや泥のかき出しなどを行った。以来今年の夏休みまで計29陣が石巻市、気仙沼市、仙台市、女川町などの東北各地を、2015年からは水害に見舞われた茨城県常総市でも活動を始めた。

11月、同校の文化祭「ヘボン祭」で、今年東北に派遣された3チームの生徒が活動内容や被災地の現状を紹介する報告会を開いた。

津波被災地での子ども会や集団移転地域のお年寄りとの交流イベント、「写真で伝える被災地」活動を行う高校生との交流会、仮設住宅訪問、お祭りの手伝いなどに参加した生徒たちは、「一緒にお話をすることも大事なボランティア」「今はまだ復興ではなく復旧の段階」など、現地の人々の言葉から多くのことを学んだという。そして、大切なのは東北の現状を見て感じたこと、想ったことを多くの人に伝えていくことだと思う、と力を込める。

文化祭では、15年から共に活動する福島県の会津北嶺高校の生徒と被災企業の復興商品を販売する東北復興市を開催した他、仙台平和七夕の吹き流しも展示した。

生徒たちは、来年の春休みに東北第30陣の派遣の他、熊本でのボランティア活動も計画しており、今後の活動の継続を願っていた。
(2017年11月掲載)
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宮城県 明成高校 調理科のみなさん

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宮城県 明成高校 調理科のみなさん1
宮城県仙台市の明成高校調理科では、2006年から「リエゾンキッチン」と名付けた地域連携による食育活動を推進。東日本大震災が発生した2011年以降は、食の学びを通した被災地域の食文化の保存活動などに取り組んでいる。

そのひとつが15年にスタートした「せんだいかぼちゃ耕校プロジェクト」だ。

きっかけは、大正期に白菜の採種に成功した同県美里町の渡辺採種場が、国内のセイヨウカボチャの祖となる品種を開発したのを知ったことから。

生徒たちは15年春からカボチャ栽培に着手。同年12月、仙台市地下鉄東西線の開業を機に、同線西端の八木山動物公園のゾウのふんで堆肥を作り、同線東端で津波被災地の若林区荒井地区の畑でカボチャを育てる「東西交流」を進めた。

16年からカボチャの菓子作りを始め、今年は市内の2つの障害者施設に制作を依頼。生徒たちもレシピ作りなどで協力し、8月に収穫したカボチャを使って障害者たちがゾウ柄のパウンドケーキや、ゾウの形のクッキーを作った。

11月に開催された「八木山フェスタ」で菓子の販売やカボチャスープの無料提供、生徒が創作した紙芝居「かぼちゃ物語」を上演。来場者の人気を集めた。

同科の教諭は「この取り組みは障害者支援や動物のふんを活用する環境活動、被災地での野菜栽培などテーマは多岐にわたる」と語り、「学びのタネが芽を出し、観光や町の活性化など多くの実を実らせることができれば」と話していた。
(2017年11月掲載)
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静岡県 伊東商業高校 3年生のみなさん

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静岡県 伊東商業高校 3年生のみなさん1
静岡県立伊東商業高等学校の生徒たちは、地域活性化のため様々な活動を推進している。伊豆半島ジオパークをPRするクッキー「ジオの方舟(はこぶね)」、伊東市の地魚サバを使った「SABAiBAR(鯖伊バーガー)」などの商品開発や、伊東お菓子ぃ共和国のPR活動などを展開。地域内外から高い評価を得ている。

今年9月、4人の3年生が開発・商品化したのが、稲取産テングサを素材にしたクッキー「天Key(テンキー)」だ。

生徒たちは昨年夏、後継者不足で、江戸時代から続く伝統の海女漁が途絶えた東伊豆町稲取地区のテングサ漁の復活と、テングサの知名度向上をめざし、子どもから大人まで手軽に食べられるクッキーの開発に取り組むことにした。

伊豆漁協から提供された乾燥テングサを細かく刻み、クッキー生地に練り込んだ。形は東伊豆名産のキンメダイをイメージし、赤、黄、青の3色を用意。目の部分は伊豆産ニューサマーオレンジのゼリーで表現した。

開発に協力した洋菓子店は「生徒たちのアイデアや要望を生かした自信作」と話す。生徒たちが「伝統の漁復活の鍵になってほしい」と願い、「天Key」と名付けたクッキーは一枚100円で、9月から洋菓子店で販売がスタート。伊豆漁協の朝市や直売店でも販売されることになっている。

なおテングサ漁は、漁協とダイバーの協力で採取テストが実施されており、本格的復活が期待されている。
(2017年11月掲載)
静岡県 伊東商業高校 3年生のみなさん2
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